官庁訪問時面接は最後の砦
人事院面接を突破すると、採用候補者名簿へ記載されることになります。
この段階で、公務員になるための資格を有したということですから、次は自分で各官庁を訪問して面接の依頼をしなければなりません。待っていては公務員になることができず、積極的に訪問を繰り返しながら内定を勝ち取ることが必要になるのです。
官庁採用時面接は国家公務員試験の最後の砦
公務員試験の最終合格後、各官庁で面接をしてもらえるように合格者が自ら働きかけていくことを官庁訪問といいます。
受験者は各官庁を訪問しながら、その都度面接を行って内々定を勝ち取ります。
官庁採用時面接の実施時期や面接の行われ方、内々定の出るタイミングなどは各官庁によってバラバラとなります。従って、官庁訪問に遅れを取ると、既に内々定者が決まっているということにもなりかねません。(早い者勝ちの要素が強い傾向にある)
あらかじめどこの官庁を志望するのかという目星をつけておきながら、効率的に官庁訪問を行なうことが必要です。特に、官庁訪問の時期は例年真夏の暑さで行なわれますので、準備を万全にしておくことが望まれます。
国家総合職の場合
人事院面接は、指定された日に受験します。その結果を受けて、最終合格者となった場合、最終合格発表日以降から官庁訪問がスタートします。
従来までは、官庁訪問の早期化が問題になっていました。つまり、最終合格をしていない時点で、早々に官庁訪問を行なってしまい、「最終合格していたら内定を出す」というようなやり取りがなされていたのです。しかし、これでは、地方在住者には不利であることや、まだ合格もしていないのに活動を行うのには問題があるということで、平成12年度に人事院は開始時期を「1次試験合格発表日以降」と発表しました。
ところが、実際には合格発表前から内々定を出す官庁がまだ存在していたのです。
従って、平成16年度には「最終合格発表日以降」に開始すると発表。これにより、最終合格発表日以降でないと、各官庁では面接を行うことができないルールになりました。
しかし、官庁訪問のルールなどは流動的な部分もあります。毎年のようにルールが変わるということは珍しくありませんので、官庁訪問の動向に注意して情報収集を行なうことが必要です。
国家一般職の場合
大まかな流れは国家総合職と同様になります。国家一般職の場合、官庁訪問は1次試験合格発表日の翌々日からスタートします。
国家一般職の場合、国家総合職と異なり、本府省省庁だけではなく、本省庁のほか地方機関にも採用されることになりますので、選択の範囲は広くなります。よって、国家総合職ほど熾烈な競争と言うわけではありません。
とは言っても、むしろ地方機関ほど「早いもの勝ち」的な要素が強くなるので注意が必要です。
1次試験合格発表日から官庁訪問開始日の間に、官庁業務合同説明会が開かれます。これは、全国9つのブロックで実施されますので、必ず参加をするようにしましょう。さまざまな情報を入手することができます。特に重要なのは、パンフレットなどの資料をできるだけ収集しておくことです。