聞いている姿も評価されている
面接試験では、自分をアピールしたいあまり、話し方にのみ意識がいってしまうことがあります。
しかし、実は面接官は聞き方もしっかりと評価しています。面接試験は、質問を「聞いて」、回答を「話す」ということの繰り返しです。ですから、話し方も大切ですが、聞き方も重要なるわけです。
聞き方を練習する重要性
面接試験では、広くいうところのコミュニケーション能力を全般的に面接官は評価しています。コミュニケーション能力とは、さまざまな要素がありますが、その中核を構成するのが「聞く力」と「話す力」の2つなのです。
面接官は話す力(話し方)だけではなく、聞く力(聞き方)も評価していると考えて良いでしょう。
仮にそういった評価項目があなたが受験する公務員試験にはなかったとしても、聞くスキルは今後公務員として活躍するうえで絶対的に必要な能力であるといえます。
また、面接試験で面接官の質問を中途半端に聞いてしまうと、質問の意図と異なる回答をしてしまう可能性があります。それが自信に満ちていればいるほど、面接官からすれば滑稽に見えるはずですし、「この受験生は人の話をしっかりと聞くことができない」という評価を得ることにつながってしまいます。
限られた面接時間を最大限活かすためにも、聞き方について理解を深めておきましょう。話し方同様に、普段からの生活において意識して「良く聞く」ということを実践することも大切です。
聞き方の基本
聞き方の基本を確認しておきましょう。
1.最後まで聞く
質問の途中で面接官の意図や趣旨を理解したとしても、最後まで面接官の質問を確実に聞くようにします。
面接官の方から、「どうでしょうか?」「いかがでしょうか?」という投げ掛けがあるまでは、自分の回答を行ってはいけません。
普通に考えれば面接官が話している時、途中で口を挟むということはない、と思うかもしれませんが、面接試験というのは極度の緊張の中で行われることになります。つまり、あなたは普段のあなたではない可能性があります。
面接試験はボールのやり取りですから、面接官がボールを投げるまであなたの手元にボールはありません。だから、発言権はないということをしっかりと確認するようにしてください。
面接官が質問を最後まで言い切ってから、「はい」と一旦返事をして、一呼吸置いてから質問の回答を行なうくらいがベストです。
2.面接官の目を見る
話し方でも基本として取り上げたことですが、聞き方としても基本となることです。
面接官の目を見ながら聞くことで、しっかりと聞いていること、および、真剣度をアピールすることができます。下を見ていたり、違うところを見ているようでは、「この受験生は話を聞いていない」と取られてしまうでしょう。たとえしっかりと聞いたいたとしても、聞くというのは「耳だけで聞くものではない」のです。目で面接官の話を聞くということも非常に大切なことです。
なお、話す時と違って、聞くときには面接官の目をしっかりと見ることができる受験生が多いようですから、聞くときには面接官の目を見るようにしましょう。
また、単に目を見てボーっとしているのでは好ましくありません。真剣に聞いていることをしっかりとアピールするために、
- うなずき
- あいづち
の2つをタイミングよく挟むようにします。
うなづきやあいづちは、あまり多用すると不愉快に思う面接官もいます。面接官でなく、普段のコミュニケーションにおいてもオーバーにうなずきやあいづちをされると不愉快なことがありますよね。ですから、タイミングを見計らって適度に挟み込んでいくことがポイントです。