面接カードは誰が読むのか?
面接カード記入のまとめとして、最も重要なことを再度確認しておきましょう。
それは、誰が読むのか?ということです。そこに常に意識を向けて面接カードの作成・記入を考えればどういった面接カードが好ましいのか見えてくるはずです。
面接カードについてもう一度理解を深める
面接カードの記入で最も注意しなければいけないのは「自己満足で終わらない」ということです。
そもそも面接カードは誰のためのものでしょうか。それは、あなたが面接官に自分のことを伝えるものであり、面接官はあなたのことを事前に知るための唯一の情報です。つまり、面接カードというのは、あなたと面接官の橋渡し役を担う、一種のコミュニケーションツールだと言えます。
そうだとすると、面接カードを書く側は、自分の思いや考え、熱意などがしっかりと伝わるように工夫する必要があります。それは、内容はもちろん、書き方や1文字1文字に込める想いでもあります。
面接官はそれをしっかりと受け止めて、あなたとの実際の面接試験に臨んできます。ある意味、お互い真剣勝負であるのが面接試験なのです。
だからこそ、面接カードは高い重要性を持っているのです。
面接カードに何を書くのかを掘り下げてみる作業は、あなた自身の公務員としての適性を高めることにも繋がります。そして、面接で何を聞かれても怖くはないという「自信」にもなるものです。
本来であれば、面接カードの内容を考えるというのは、一次試験(筆記試験)よりも前に行なうべき作業であると言っても決して言い過ぎではないでしょう。
自分の納得いくまで繰り返し考えて、言葉に深みを持たせるようにしてみてください。十分に練られた面接カードであるかどうかは見れば一発で分かってしまうものなのです。
面接カードチェックポイント
繰り返し考える
私の経験上、どんなに公務員の知識や自己分析が終わっているという人でも、1回で提出するレベルの内容まで仕上げてくる公務員受験生はほとんどいません。少なくても、2回、多い人は5回以上書くことでようやく具体性が増し、説得力が出てくるようになります。
むやみに書く回数を推奨するつもりはありませんが。1回で完成するほど甘いモノではないということは知っておいてください。考えて書く、書き直す、また書く、その繰り返しがしばらく続くことで、より洗練されたものに仕上がっていきます。繰り返しますが、どのくらい時間を掛けて考えた内容か、書いた内容かというのは面接カードをひとめ見れば分かります。
面接官に自分の思いを伝えるものが面接カードです。あなたは、好きな人にラブレターを書いた経験はありますか?何度も何度も書いては辞め、でも書いて、また辞めて・・・。そんなことの繰り返しの中でやっと自分の中で形ができてきて渡すことができる。面接カードにしても同じような感覚で考えて欲しいと思います。
情報を残す
面接カードは、受験生によっては何回か記入することになることがあるでしょう。
地方公務員試験などでは面接試験を何度か繰り返すところがありますので、その都度異なる面接カードを記入させられる可能性があります。また、公務員試験は併願することが一般的ですから、面接試験まで進んだとすると何度か異なる面接カードを記入する必要性が生じます。
こういった場合に備えて、しっかりと情報を残しておくようにしましょう。もちろん、事前に記入して郵送する場合などの時は、コピーをとって控えとして自分用に持っておきます。そうしないと、どこの試験でどの面接カードを送ったのか分からなくなってしまう可能性があります。
本番の面接試験では、面接カードに基づいて面接が行なわれるわけですから、面接官から「このように書いてありますが、もう少し具体的に説明してください」と質問されて、「そんなこと書いたっけ??」というのはではマズイわけです。
また、面接カードを記入するに当たっては、その前提となる志望動機や自己分析を行うと思いますが、そういった情報はすべて1つのノートなどにまとめておくことをオススメします。そのノートは、あなたのことが全部書いてある貴重なノートです。断片的な情報や考えであっても、切り貼りやつなぐことで面接試験において活用できる可能性は高いのです。
情報は分散しないように、1冊の「面接カードノート」というものを作って集約することをオススメします。
以上、いくつかの項目について注意点を整理してみましたが、他の項目についても同じように考えてみてください。