人事院面接と官庁訪問時面接
国家公務員試験では、2つの面接試験を突破する必要があります。二次試験で実施する面接を人事院面接、各官庁が採用のために行なう面接が官庁採用面接です。
この2つの面接の役割と違いを押さえておきましょう。
人事院面接は国家公務員試験の最終関門
人事院面接とは、国家総合職試験、国家一般職試験の二次試験で行われる人物試験(面接試験)のことを言います。ちなみに、国家総合職試験では二次試験で筆記も実施されます。
いわゆる採用候補者名簿に記載されるための面接試験で、人事院面接を突破することができなければ、官庁訪問を行なうことはできません。
つまり、人事院面接とは、いわゆる公務員試験の最終関門であり、この人事院面接を突破した受験者のみが官庁訪問を行うことができるというわけです。
官庁訪問は民間企業の就職試験と同様に、いくつもの官庁を自分で訪問することができますので、失敗してもそれほど大きな問題とはなりません。チャンスは1回だけではないからです。
一方、人事院面接のチャンスは1回しかありません。つまり、失敗は許されないということなのです。
人事院面接の行われ方
形式
総合職・一般職ともに個別面接形式で実施されています。面接官は通常3名で、所要時間は20分か目安です。ただし、時間は絶対的なものではなく、15分で終わることもあれば、25分掛かることもあります。時間の長短が特に評価に影響するということではありません。
20分と言う時間を長いと思う受験生もいれば、短いと感じる受験生もいるでしょう。実際に面接を行ってみると20分というのはかなり短い時間であることが分かります。ですから、しっかりと自己アピールをすることができるように面接対策をしておく必要があるといえます。
質問内容
基本的な質問が大半で、志望理由は100%質問されると考えて構いません。面接試験の前に、面接カードに志望動機などの情報を記載しますが、その内容に基づいて面接官が質問を行ってきます。
時間的余裕を持つ
たくさんの受験者を一人一人個別で面接していきますので、面接の順序が後の人は長い時間待たされることがあります。2~3時間程度の待ち時間は珍しいことではありません。時間に余裕を持って動くことが必要です。