志望動機をより明確化するために
公務員の面接試験で志望動機を明確にすることはとても大切ですが、そのためには、公務員についての知識を整理しておくことが大切です。
ここでは、あらためて公務員の魅力を考えてみましょう。
公務員の魅力とは?
公務員の魅力をあらためて整理してみましょう。
安定性がある
これは大丈夫でしょう。公務員は、どんなに不況の波を受けようが、不当に解雇されるということはありません。もちろん、最近は公務員の採用が縮減されたりという事実はありますが、解雇されるということは基本的にありません。
あってもベースアップ(給料アップ)の見送りや、給料の引下げなどです。公務員は、法律によって身分が保障されているのです。
自分の人生設計をしやすいということにもこの安定性が前提にあるからだといえます。
充実した福利厚生
法律で身分が保障されていることもあり、福利厚生面でも充実した恩恵を受けることができるのが公務員の魅力です。
福利厚生の充実は半端ではありません。女性であってもしっかりと育児休暇などが認められ、職場復帰も容易に行なうことができます。民間企業ではなかなかこうはいきません。
格安の公務員住宅、医療施設の確保、レクリエーション活動、レジャー利用可能な保養施設・・・挙げたらキリがないほと充実した福利厚生面が整備されています。もちろん、年金についても民間企業よりも制度的に充実しているのです。
公務員のやりがい
公務員と民間企業を比較すれば、公務員としての業務は遥かに大きなスケール、フィールドで活躍することが可能です。
国家公務員であれば国単位で、地方公務員員であれば地域を単位として、長期的な視野に立ったさまざまなプロジェクトに携わることが可能です。
公共の土台となる仕事では、地味で根気のいる業務も少なくありません。しかし、それらは民間企業では任せることのできない業務であり、まさに地域と国を支えるやりがいのある業務であると言えるのです。
それが故に、「堅い」仕事や人物像をイメージしやすいですが、それも公共に奉仕するための姿の現れであるといえます。
あなたは、公務員をなぜ目指し、そして何をしたいのか、明確に答えることはできるでしょうか?
それが志望動機であり、脂肪理由になるのです。